【ダウェイク】蛮族と言うにはクレバーすぎる駆け引き【解説】
いや、先日ばこばこさんにカオブレ教わった時にダッシュ相殺周りの話を聞いたが、あれは飛び道具の相殺とか含めると、蛮族と言うにはクレバーすぎる駆け引きを行ってる気がするのだが…謎。
— 終末の福音(テレオス・オラクル)MOP (@masterofpoison) 2015, 11月 23
先日、MOPさん(デモブラガチ勢。「親愛なるクルセイダー諸兄~」でおなじみ)が呟いていたことについて、ちょっと細かいとこまで突っ込んだ話をしてみます。先日といってもだいぶ前の話だけど。
相殺の基礎知識
公式からして説明をブン投げてる「ソード・インパクト・リアクション」(通称「相殺」)。
こんなん説明として見せられても「……??????」ってなるだけである。
※レコムの公式サイトから。基板カオブレの時代から説明は変わってないのでレコムは悪くない。
簡単に説明すると、大体の通常技と必殺技と超必、ダッシュ、およびバクステには「相殺判定」がついているので、このゲーム中は相殺がガンガン発生します。
で、必殺技と超必以外なら、相殺が発生した後はニュートラルに戻ってお互い五分状況に。近距離で五分状況から読み合いが発生するので、「武器同士の接触から新たな攻防!」ってのを謳ってます。
また、必殺技と超必は、相殺されても動作がキャンセルされないので、大きな隙をさらすことになり、「必殺技を攻撃で相殺して攻勢へ転じることが可能」です。
※飛び道具についてはややこしいので割愛します。ナーガルと一戦交えれば嫌でもわかると思うよ!
注釈
これを記事にする上で図表をまとめてたら、飛び道具割愛してもほんとにややこしいことになった。
あと、書いてて「ツイートの言ってることと、この記事の言ってることは違う点では?」とか思いましたけど、そのまま行きます。
ダッシュ相殺後の読み合い
カオブレの動画とか配信とかで、画面のキャラがガンダッシュしてガキンガキンいって相殺しまくってる場面を見たことがあると思います。なんであんなダッシュしてるかというと、「相手の技の6~7割はダッシュで相殺できる」からです。
ガードとかせずに、とりあえずダッシュすればなんとかなる場面が多々あるのでそうしてます。
となると、「お互いがダッシュし合って近距離で相殺→密着での五分状況ができる」場面が結構あります。今回は、その時の読み合いをラムダ同キャラを例に挙げて説明してみます。
近距離五分状況での選択肢とその優劣を画像にまとめました。
※それぞれの技が矢印の指す技に勝つイメージ。拡大してみてください。
ラムダ同キャラでいうなら、主な選択肢は8つ。ざっくりまとめるとこんな感じ。
・自分と相手にゲージがない→③ガード優位
・自分にだけゲージがある→⑥無敵超必と⑦コマ投げ超必が優位
・相手にだけゲージがある→③ガード優位
・自分と相手にゲージがある→③ガードと⑥無敵超必が優位
・ガードだけしていてもゲームに勝てるわけではない
カードゲーム的に言うならトップメタが③ガードと⑥無敵超必。ただし⑥は③に負けるので「ガード」が一番強くなり、そのアンチとして⑤通常投げがあります。選択肢には入れてないですが、中下の崩しもガードに対して有効。
なんでガードが一番強いかと言うと、このゲーム、「相手の地上技はガードすれば自分有利になる」からです。ただし、①5Aや②2Bをガードしても、自分の技が相手の隙に確定することはありませんし、ガードだけしていても勝てないのは当たり前。
最初の読み合い三すくみはこんな感じ。
・ガードは最速通常技である5Aに強い。(ガードしたら有利になるから)
・通常投げ、中下の崩しはガードに強い。(崩しを見切れるなら別)
・最速通常技である5Aは通常投げ、中下の崩しに強い。(5Aで発生勝ちできる)
長くなったので続きます(多分)。あとはガーキャンと超必を絡めた読み合いについて。