なぎのブログ

カオブレとかカオコとかCOJとか

カオブレのゲームスピードがはやいって話

初~中級向けのお話。

 

どなたかのツイートで「他ゲー勢から見ると、カオブレのゲームスピードがはやい」(意訳)みたいなツイートがあった。

初中級の人からしたらアークゲーのがよっぽど展開が早いと思うかもしれない。

 

正確には「攻守の入れ替わりが激しい」と言った方が良い。キャンセルの効かない(すごい重要)小パンガードされただけで不利フレーム背負うのだから当たり前である。

 

「地上技をガードされたら不利になる」のがカオブレの基本的なシステム。

完全同キャラの場合、小パンガードされたら不利フレーム背負って攻め継続は難しいから、攻守が入れ替わる。逆に、小パンガードしたらこちら有利なので攻めに行ける。基本はこの繰り返しである。

 

ここに、「小パンガードされたし相手攻めに来る(小パンで擦り返す)だろうからガーキャン仕込んでおこう」だとか、「ガードしたけど相手ガーキャン仕込むだろうからキャンセル効く通常技(≒B攻撃)出してガーキャンをキャンセル無敵技で狩ろう」とか、「小パンガードされたけどノックバックで距離が開いたから、ちょっと発生遅いけどリーチの長い技だそう」と言った(長い)読み合いが入ってくる。

さらにキャラ差があれば、「攻撃ガードされたけど相手の小パン遅いし投げに行こう」とか、「相手固まるだろうから小パン連打しとこう」とかに派生する。

 

小パン一発ガードした/されただけでこれだけの読み合いが発生する。しかも小パンなので頻繁にこの状況下における読み合いが起こっている。そりゃあ攻守の入れ替わりが激しいわけである。

 

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ちょっと発展して、キャラランクの話。

 

小パンが攻防の起点になるのだから、小パンが強いキャラ=強キャラみたいな図式がおおよそ当てはまる。小パンが早い順に並べるとこうなる。

 

4F:ナーガル

5F:ヴリトラ、ラムダ、サンドラ、バルガン、オーク、ゾン、イヴェッタ、フィーナ

6F:エリオン、カース、マーラ、ドルガン、ゲルハッセンⅡ、ゴブリン、ンシドル

7F:ベルンハルト

8F:トロル

 

例外は魔法使いキャラ(ナーガル除く)とトロル。魔法使いキャラ(ナーガル除く)はゲージあってなんぼの世界なのでちょっと違う。あと撃たれ弱いので密着の殴り合いに分が悪い(ナーガル除く)。トロルはD溜めのアーマー技が主体なのでこれも違う。

 

例えば、ヴリトラvsドルガンみたいな組み合わせで、先ほどの小パンガード後状況がどうなるか。

 

ヴリトラ5Aをドルガンがガード(ヴリトラ1F不利)→ドルガンが5A擦り返す(発生6F)→再度出したヴリトラの5A(発生5F)と『相殺』→五分状況に戻る

 

小パンが1F遅いだけで、システム上おおきな読み合いのひとつである擦り合いが機能しないのである。やばい。ガードして距離開くの待つしかない。でも相手歩いて投げてくる。きつい。しかも相手が専用武器持ってたら通常技に削りが付く。死ぬ。

 

ここにゲージがあると状況は変わる(ガーキャン)のだが、押し込まれた状況でガーキャンしても追撃が出来ないので、ゲージ払って相手を押し返す事しかできないのだ。

 

かなり前に小パンのフレームだけでも覚えておいた方が良いって呟いた理由がこれ。攻めの意識が大分かわる。だって相手の小パン遅かったら攻め放題なんだもの。

 

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おおざっぱに説明したけど、だいたいあってると思う。

以前作った「小パンガード後の読み合い」についての画像がRTされてたので、はてなぶろぐの様子見もかねて記事を書いてみました。(ヤフーブログのはアカウント切った)